アルハンブラ宮殿は、スペイン・アンダルシア州グラナダにあるイスラム建築の傑作で、世界遺産にも登録されています。13世紀にナスル朝によって建設され、イスラム王朝の宮殿・要塞として機能していました。宮殿内には、繊細なアラベスク模様が施された壁面装飾、美しいアーチと柱、幾何学的なタイル装飾などが施され、イスラム芸術の粋が集められています。特に「ライオンの中庭」や「アラヤネスの中庭」はその優雅さで知られ、訪れる人々を魅了します。また、丘の上に位置するため、グラナダの街並みやシエラ・ネバダ山脈を望む絶景も楽しめます。レコンキスタ後にはキリスト教徒による改築も行われ、ルネサンス様式のカルロス5世宮殿などが加わり、文化的融合の象徴ともなっています。歴史、建築、美術の観点からも非常に価値が高く、グラナダ観光では欠かせない名所です。
アルハンブラ宮殿の自由旅行情報
アルハンブラ宮殿の行き方
グラナダ駅前、またはその周辺のホテルからアルハンブラ宮殿までは、Avda. del Hospicio – Triunfoバス停からC32のアルハンブラ行きで33分ぐらいです。(Google Map)
アルハンブラ宮殿の営業情報
営業時間
🕰 昼間の見学時間(一般公開)
- 夏季(4月1日~10月14日):毎日 8:30 ~ 20:00
- 冬季(10月15日~3月31日):毎日 8:30 ~ 18:00
※チケットオフィスはそれぞれの閉館時間まで営業しています。
🌙 夜間見学(ナスル朝宮殿など)
- 夏季(4月1日~10月14日):火曜~土曜 22:00 ~ 23:30
- 冬季(10月15日~3月31日):金曜・土曜 20:00 ~ 21:30
※夜間見学は特別チケットが必要です。
チケットの購入
チケットの購入は、オフィシャルサイトが最もやすいが、外国発行のカードでスペイン国外からの決済はエラーに莉うまくいかない場合もあります。手数料が若干上乗せされているが、スペインについてからでは予約が満杯になってしまうし、行列に並ぶのは面倒で時間の無駄だと思う人は下記のサイトで入場券を確保しよう。