ベネチアのサンマルコ寺院

ベネチア Venezia

ベネチア Venezia

ベネチアは「水の都」として知られ、運河が街全体に張り巡らされた独特の風景が魅力です。ゴンドラに乗って大運河を巡れば、歴史ある建物や美しい橋を眺めながら優雅な時間を過ごせます。サン・マルコ広場では、荘厳なサン・マルコ寺院やドゥカーレ宮殿があり、ベネチア共和国の栄華を感じられます。また、リアルト橋からの眺めは絶景で、周辺には市場やカフェが立ち並び賑やかな雰囲気です。迷路のような路地を歩けば、小さな工房やガラス細工の店に出会えるのも楽しみのひとつ。夜になると街は一層ロマンチックな雰囲気に包まれ、ライトアップされた運河沿いの景色は必見です。歴史と美しさが調和するベネチアで、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

ベネチア自由旅行情報

2024年4月より、ベニス島に土日などの繁忙期(4月~7月の土日)に日帰りで入る場合、入場料(5ユーロ)が必要になります。オーバーツーリズム対策で、あらかじめサイトから予約していく必要があります。宿泊の方でも免除手続きが必要となります。

ベネチアの行き方

航空機で

ベネチアにはヴェネツィア・テッセラ国際空港(マルコポーロ空港)があり、本島とは船で結ばれている

鉄道で

鉄道でベネチアに着く場合、ほとんどのベネチア終着の列車が本島側のサンタルチア駅に到着する。大陸側の駅はメストレ駅で、鉄橋を渡って10分ぐらいの距離である。ドイツフランクフルト発のEC(ユーロシティ)やパリ発の夜行列車はサンタルチア駅に到着する。ローマやミラノ、フィレンッェからはラフィレッチェやイタロが頻繁に出ている。ラフィレッチェはユーレイルイタリアパスユーレイルグローバルパス保持者は座席指定券のみで乗車できるが、イタロはパスが使えない。またフランクフルト発のECは、ジャーマンレイルパスで乗れる。

船で

ベネチアからは、イタリアのアンコーナ、ギリシャのイグメニツァ経由でパトラ行きが週3便出ている。ベネチアをお昼ごろに出て、船中1泊しパトラに翌日の夜に着く。35時間の船旅。ユーレイルグローバルパス保持者は、船賃が割引になる。船会社はSuperfirst Ferries。

ベネチアのホテル

サンタルチア駅周辺のホテル

ほとんどの中長距離列車がベネチア島のサンタルチア駅に着くので、サンタルチア駅から徒歩5分以内のホテルがベネチア観光のベストホテルとなる。それだけに、混んでいて取れにくく、高い。昔の建物をそのまま使っているので部屋も狭いところが多い。

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サンタルチア駅に近い格安ホテル

グーリエブティックホテル Alle Guglie Boutique Hotel

Alle Guglie Boutique Hotelは、ヴェネツィア・カンナレージョ地区にある洗練された3つ星の小規模ホテルで、19室を擁し、歴史ある宮殿をモダンに改装。サンタ・ルチア駅やリアルト橋、サンマルコ広場へ徒歩圏内です。朝食はビュッフェ形式で無料提供され、静かな運河沿いの立地と親切なサービスが好評です。

ジェロット カルデラン 1 Alloggi Gerotto Calderan 1

Alloggi Gerotto Calderan 1は、カンナレージョ地区サン・ジェレミア広場近く、サンタ・ルチア駅から徒歩わずか4分と好立地の宿。個室やドミトリーを備え、清潔で静か、Wi‑Fi無料ながら朝食なし・門限あり・エレベーター無しのシンプルなゲストハウスです。ロケーション重視の予算宿として評価が高く、口コミでも「駅近で清潔、安全」と人気です。

ホテル イル モーロ ディ ベネチア Hotel Il Moro di Venezia

Hotel Il Moro di Veneziaは、ヴェネツィア・カンナレージョ地区に位置し、サンタ・ルチア駅から徒歩1~2分という優れた立地。最近改装された2つ星ホテルで、全27室の客室は明るく清潔、エアコン・無料Wi‑Fi完備です。朝食はビュッフェ形式で提供され、スタッフのホスピタリティも好評。カナル・グランデ近くで、公共交通や観光の拠点に理想的な滞在先として人気があります

メストレ駅周辺のホテル

すべてのサンタルチア駅に行く列車がメストレ駅を通過するので、メストレ駅周辺も交通の便が悪いとは言えないが、観光に歩いて出かけられないのは不便。しかし、安いホテルがいっぱいあるので、本島側に安いホテルがかくほできなかった場合はやむをえない。メストレ/サンタルチア間は電車で10分、1,50€で、日程によりユーレイルのフレキシーパスの1日を使うのはもったいない。

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徒歩観光

ベネチアは車の乗り入れが禁止されており、街の中心部は徒歩での移動が基本です。迷路のように入り組んだ路地や小さな橋、運河沿いの遊歩道を歩くことで、観光名所だけでなく地元の生活風景や隠れた美しいスポットにも出会えます。徒歩ならではの発見が多く、カフェや小さな広場、歴史的建造物などをじっくり楽しめるのも魅力です。地図を頼りにしすぎず、迷いながら歩くのがベネチア観光の醍醐味といえます。ヴェネツィアのサンタ・ルチア駅(Venezia Santa Lucia)からサンマルコ広場までは、徒歩で 約20~30分

水上バス Vaporetto

ヴェネツィアの水上バス「ヴァポレット(Vaporetto)」は、街の主要な交通手段で、運河を利用して市内各地を結んでいます。路線は多岐にわたり、観光名所や島々(ムラーノ島、ブラーノ島など)へのアクセスにも便利です。チケットは駅や乗り場、オンラインで購入でき、時間制の乗車券や1日〜数日有効なパスもあります。ゆったりと運河を進みながら街並みを楽しめる、観光にも実用にも優れた交通手段です。

ゴンドラ

ベネチアのゴンドラは、かつて市民の主要な交通手段として使われていた伝統的な手漕ぎボートです。現在では主に観光用として人気があり、ゴンドリエーレと呼ばれる船頭が美しい運河をゆったりと案内します。細長く優雅な形状の船は、狭い運河も自在に進めるよう設計されており、ロマンチックな雰囲気が魅力です。ゴンドラ遊覧では、歴史的建造物や橋を間近に眺めながら、ヴェネツィアの独特な風情を体感できます。

水上タクシー

ベネチアの水上タクシーは、モーターボート型の個人用交通手段で、市内の運河や空港、ホテル間などを迅速かつ快適に移動できます。水上バスよりも高額ですが、予約制でドア・ツー・ドアのサービスが可能なため、荷物が多い場合や特別な移動に便利です。内装が豪華なボートも多く、プライベート感があり観光客に人気です。公共交通機関と比べて自由度が高く、ベネチアの景観を楽しみながら贅沢に移動できる手段です。

サンマルコ寺院

サンマルコ寺院は、イタリアのヴェネツィアにある代表的な宗教建築で、11世紀に建設されたビザンティン様式の大聖堂です。聖マルコの遺骸を祀るために建てられ、金箔を多用した豪華なモザイク装飾が特徴で、「黄金の教会」と称されます。ドーム型の屋根や多彩な柱、細密な彫刻が美しく、東方文化と西洋の融合が感じられる建築です。長くヴェネツィア共和国の宗教的・政治的中心として重要な役割を果たしました。

ドゥカーレ宮殿は、イタリア・ヴェネツィアのサンマルコ広場に隣接するゴシック様式の壮麗な宮殿で、かつてヴェネツィア共和国の総督(ドージェ)の居城および政庁として使われていました。14世紀に建設され、優雅なアーチや繊細な彫刻が特徴です。内部には議会室や法廷、豪華な装飾の広間があり、ヴェネツィアの政治・司法・行政の中心として機能しました。「ため息橋」で牢獄とつながっていることでも有名です。

サンマルコ広場

サンマルコ広場は、イタリア・ヴェネツィアの中心に位置する最も有名な広場で、「世界で最も美しい広場」とも称されます。東側には壮麗なサンマルコ寺院、西側には旧総督邸であるドゥカーレ宮殿が並び、歴史的建造物に囲まれた荘厳な空間です。広場にはカフェやショップも多く、観光客や地元の人々でにぎわいます。高潮による冠水(アックア・アルタ)でも知られ、季節によっては水に浮かぶ幻想的な風景が見られます。

リアルト橋

リアルト橋は、ヴェネツィアの大運河にかかる最も有名な橋で、16世紀末に完成した石造アーチ橋です。かつては木造でしたが、崩壊を経て現在の堅牢な構造になりました。橋の上には左右に商店が並び、観光客でにぎわう名所となっています。リアルト地区は商業の中心地で、かつての市場の名残も感じられます。橋からは大運河やゴンドラの風景が一望でき、写真スポットとしても人気です。ヴェネツィアを象徴する歴史的建造物の一つです。

ベネチアの現地ツアー情報

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